にきび痕 活性酸素
思春期にきびは皮脂の分泌が多く毛穴に詰まり易い!
毛穴に皮脂が詰まってうまく排出されないと それを格好の餌とする常在菌のアクネ桿菌が繁殖すると、 アクネ桿菌はポルフィリンという物質を分泌します。
ところが、このポルフィリンは過酸化脂質で活性酸素の一種なんですね。
脂質の皮脂は酸化されてしまいます。
そうすると、毛穴の周囲の組織の細胞にまで及ぶと
毛穴の周囲には炎症が発生します。
これがいわゆる赤にきびです。
炎症が酷くなると皮膚組織が破壊されて
皮膚の陥没や隆起が起こり、いわゆる
にきび痕クレーターとなります。
活性酸素がにきびの形成や進行に深く関与したのです。
赤にきびが治ってもすぐには赤味が引かないものです。
これはにきび跡に色素が沈着していてその部分は活性酸素が多い状態です。
ハイドロキノンの効果には、 ニキビ跡の色素沈着を薄くする作用があります。